【当院の糖尿病再生医療の実例紹介⑤】 <90代病院経営者>エクソソームの点鼻で慢性腎症が完治 | 東京でエクソソーム・再生医療・幹細胞治療なら青山レナセルクリニック
カテゴリ:臨床例, 糖尿病治療

【当院の糖尿病再生医療の実例紹介⑤】 <90代病院経営者>エクソソームの点鼻で慢性腎症が完治

監修医

院長 麻沼卓弥 医師

幹細胞再生治療を通じ、国民病で万病の元である糖尿病の根治に取り組んでいる。
■職歴:
西暦2012年1月〜:東京女子医科大学病院初期研修医
西暦2015年4月〜:医療法人貞心会 西山堂慶和病院勤務
西暦2019年4月〜:海老名総合病院 糖尿病センター勤務
西暦2020年4月~:東京女子医科大学病院糖尿病・代謝内科 助教
西暦2022年1月〜現在:一般社団法人輝実会 青山レナセルクリニック院長

■所属学会等
日本内科学会
日本糖尿病学会
日本再生医療学会
糖尿病眼学会
日本内科学会認定内科医(認定番号107827)
日本糖尿病学会専門医(認定番号7237)

今回は、糖尿病由来による合併症を併発してしまった患者様に対する当院の再生医療の臨床例を紹介します。

幹細胞培養上清液の点鼻を継続し尿中アルブミン/クレアチニン比が大幅改善、糖尿病由来慢性腎症を克服

患者様情報

名前:山上 松義様
性別:男性
年齢:90代
身長:150cm
体重:50kg
疾患:慢性腎臓病(糖尿病性腎症)・慢性上咽頭炎
※以前、心不全の発作あり

画像引用(https://www.townnews.co.jp/0403/2014/12/19/264909.html

来院の経緯/背景

山上様は病床458床を有する総合病院である相模原病院(https://sagamihara.hosp.go.jp/)の名誉理事長であり、ご自身が医師、病院の経営者の患者様です。

株式会社第二海援隊社長 浅井隆先生の著書「あなたが知らない恐るべき再生医療(注9)」(当院が全体監修・一部執筆)を読んで、再生医療について糖尿病治療の活路を見出そうと興味を持たれたことがきっかけで当院へ来院いただきました。

当院の再生医療計画においては患者様の安全を第一に考え、90歳以上の患者様への幹細胞治療を適用外としているため、山上様には培養上清による治療をご提案しました。

また山上様の場合、歩行障害があり定期的な通院が難しいため、医師のカウンセリング後、患者様ご自身によりご自宅でも手軽に投与が可能な点鼻による治療を勧めさせていただきました。

糖尿病の合併症である慢性腎不全、慢性心不全の既往がある患者様で、1年半近く培養上清による点鼻治療を継続したところ、劇的な改善が見られましたので今回ご紹介します。


(注9)あなたが知らない恐るべき再生医療:今、世界中の注目を集めている「幹細胞・培養上清医療」を取り上げ、その難しい実体をわかりやすく伝え、紹介した書。https://amzn.asia/d/jiksQuI


糖尿病再生医療の治療開始後からの経過

糖尿病、高血圧、慢性腎不全(G3A3)、慢性心不全の既往があり、インスリン4回法、SGLT2阻害薬で加療されています。

2022年8月より当院の培養上清の在宅点鼻治療を開始しました。(現在も月間30本ペースで継続使用中です。)

2022年10月に山上様から頂いたご通知書(幹細胞培養上清液 点鼻60ml使用後)

表引用:糖尿病性腎症病期分類(改訂)とCKD重症度分類との関係 https://jsn.or.jp/academicinfo/ckd/dm_nephro.pdf

点鼻ボトル合計60mlを使用後の2022年9月に腎臓の炎症指標であるアルブミン/クレアチニン比率値が337.5mg(分類「A3」)から16.3mg(分類「A1」)と劇的に下落し、慢性上咽頭炎による朝洗顔時の膿性後鼻漏が完治に至ったとご報告をいただきました。

2022年11月に山上様から頂いたご通知書(慢性心不全BNPについて)

治療を開始して以降、良好なアルブミン/クレアチニン比率値を維持しており、心不全リスクの指標BNP値も低下しています。また血糖管理についてはHbA1c 6%前半で推移しており、インスリン量の減量(−8単位程度)にも繋がりました。

2023年2月に山上様から頂いたご通知書(幹細胞培養上清液 点鼻180ml使用後)

身体的な体感効果としても、脊柱管狭窄症のため、腰痛、歩行障害、左下肢の軽度運動障害を持たれているにも関わらず、長期1本杖歩行に際して疲労感が減少している感覚もあるという報告もいただいています。

2023年5月に山上様から頂いたご通知書(幹細胞培養上清液 点鼻300ml使用後)

2023年5月12日のご通知書では、アルブミン/クレアチニン比率値が10.5mg/g・Crまで低下しており過去最良の数値が記録されました。

2023年8月に山上様から頂いたご通知書(幹細胞培養上清液 点鼻350ml使用後)

2022年8月17日から培養上清による点鼻1日1回(1〜3cc)を開始し現在に至りますが、アルブミン/クレアチニン比率値は分類「A3」の状態から分類「A2」を飛びこえて分類「A1」に改善して現在も継続している状態に、医師である山上様ご自身も培養上清の驚異的な改善力に大変驚かれておりました。

数値の変化

まとめ

今回は、糖尿病由来による合併症を併発してしまった患者様(山上様)の臨床例をご紹介しました。

山上様の場合は、糖尿病から合併症である慢性腎不全、慢性心不全を発症した例でした。これまでの糖尿病の治療に加えて今回当院で幹細胞培養上清の点鼻治療を実施したことにより、腎臓の重症度分類の指標であるアルブミン/クレアチニン比率値は337.5mg/g・Crから10.5mg/g・Crまで低下しました。またその結果インスリン量の減量にも繋がりました。

今回の例はあくまでも一例であり、治療効果には個人差があることを認識の上、糖尿病へのアプローチの一つとして、再生医療をご検討いただけますと幸いです。

【解説動画】【90代病院経営者】エクソソームの点鼻治療で慢性腎病が完治!

点鼻で慢性腎症を克服!90代患者の体験談

 

幹細胞治療と培養上清エクソソームを併用
~当院の糖尿病再生医療~

当院では、薬剤をはじめとする対処療法に頼らず再生医療の力で糖尿病の根治を目指すことを目標に掲げ、他院に先駆けて本格的に糖尿病再生医療に取り組んでいます。

幹細胞治療と当院オリジナルの乳歯歯髄由来幹細胞培養上清エクソソームとの併用で糖尿病治療において最高の治療パフォーマンスを追求しています。当院では、日本人の生え変わりの乳歯から歯髄幹細胞を培養し、ヒト・異種動物由来成分を一切含まない最先端の完全無血清培地(AOF培地)のみを使用したオリジナルの培養上清エクソソームを製造し患者様に提供しています。

数百種種類の良質なサイトカインやエクソソームを豊富に含む当院オリジナル「ARC培養上清エクソソーム」の幹細胞治療との併用により、体内に投与されたご自身の幹細胞を最大限に活性化し分化能を高める効果が期待できます。

また、多くの糖尿病患者様に向き合う中で、ほぼ全員が、末梢血管障害によりEDを併発している事実に直面したため、日本で初めて陰茎海綿体への幹細胞の局所注射治療の提供に踏み切りました。

糖尿病とEDの根治を同時に目指すこの治療は、多くの悩める男性患者様から支持され、着実に成果を挙げています。

なお、当院の糖尿病再生医療は、他院と異なり年齢の上限はありませんので、多数の80代以上の高齢患者様も安全に治療を受けられています。高齢の患者様もご安心下さい。

【参考記事】
多様な糖尿病患者様の当院における再生医療の実例

【関連動画】当院の糖尿病再生医療臨床例part.1

当院の糖尿病再生医療 臨床例紹介Part.1重度糖尿病患者も幹細胞治療で大幅改善!

【関連動画】当院の糖尿病再生医療臨床例part.2

当院の糖尿病再生医療 臨床例紹介Part.2幹細胞治療でHbA1cが正常値まで低下!

【関連動画】「重度肥満症患者に対する糖尿病再生医療」

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2023年11月30日現在
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