日本人の直接死因No.1
動脈硬化症を
幹細胞治療で撃退

当院の血管再生医療
（動脈硬化症に対する幹細胞治療）

当院は、開業以来一貫して、中高年の慢性疾患に対する幹細胞を用いた再生治療に注力してまいりました。
特に当院の主力ターゲットである糖尿病再生医療においては、豊富な臨床実績と卓越した治療ノウハウを有しており、糖尿病専門医によるキメ細かなカウンセリングや生活指導を含むトータルな診療に定評があります。
また、糖尿病と動脈硬化症は極めて相関性が高く、当院では動脈硬化症の患者様に対する再生医療も多数提供しております。

脳疾患や心疾患をはじめ日本人の死因の約3割が、「血管」に係わる疾病であり、いずれも「動脈硬化症」に起因するものです。つまり、動脈硬化症を予防し、症状を軽減することこそが、健康長寿の最大の鍵を握っているといっても過言ではありません。しかし残念なことに、いったん弾力性を失い狭窄した血管に対する有効な既存の治療法が存在しないのが現実です。

当院は、糖尿病再生医療の豊富な臨床実績を通じて培った、幹細胞による血管壁の修復や血流改善、抗炎症効果に対し確信を深めており、既存の薬剤療法では改善できなかった深刻な動脈硬化症に対し、個々の患者様に適したオーダーメイドの再生医療をご提供します。

動脈硬化症に対する幹細胞治療のメカニズム

投与された幹細胞は、血流に乗って、体内の損傷した細胞に対し、様々な機能を発揮します。

動脈硬化症に対する幹細胞治療で期待できる効果

幹細胞の動脈硬化症に対する作用としては、主として、「炎症抑制」「組織修復」「血管新生（血流改善）」の3つの効果が期待できます。

動脈硬化撃退の秘密兵器
「 LDLアフェレシス 」

LDLコレステロール・中性脂肪を
根こそぎ除去！

動脈硬化の典型である「アテローム性（粥状硬化）」とは、LDLコレステロールや中性脂肪をはじめとする脂質が傷ついた血管の内膜に入り込み、心筋梗塞や脳梗塞の元凶となるプラークが形成される病態です。

当院では、動脈硬化症に対する再生医療の効果を最大限に高めるため、特殊なビーズフィルターを使用して動脈硬化に有害なマトリックス（LDLコレステロールや中性脂肪）のみを血中から除去する「LDLアフェレシス」という血液浄化治療をご提供しています。

再生医療×LDLアフェレシス
併用のシナジー

当院の血管再生医療においては、前処理としてLDLアフレシスで血中の有害成分を強制的に除去し、血液循環の改善を図った上で、幹細胞及び培養上清エクソソームを投与することで、治療の相乗効果を追求しています。

・無差別に一定サイズ以上の物質を排除する従来の「DFPP（二重濾過血漿交換療法）」と異なり、「LDLアフェレシス」は、サイズに関係なくコレステロールや中性脂肪などの動脈硬化の有害物質のみを選択的に除去できるため、身体に有用なアルブミン等の成分まで排除される懸念がありません。
まさに、動脈硬化症に特化した血液浄化治療なのです。

・治療後は血中のLDLコレステロールや中性脂肪が大幅に減少するだけでなく、血管内膜内でプラークを形成する酸化コレロールや泡沫細胞（マクロファージの死骸）などの炎症性物質も排除されるため、中期的な動脈硬化抑制効果も期待できます。

このような方に
おススメです

• 心筋梗塞の既往歴がある方

  心筋梗塞の原因のほぼ100％がプラーク由来のアテローム性（粥状動脈硬化）ですから、再発防止のためには、脂質の沈着によるプラークの蓄積を阻止し安定化させることが重要です。

• 脳梗塞の既往歴がある方

  脳梗塞の原因の約25％が頸動脈プラークの破裂による血栓に起因するものです。
  再発防止のためには、脂質の沈着によるプラークの蓄積を阻止し安定化させることが重要です。

• 糖尿病合併症の方

  血糖が高い状態が続くと血管壁が損傷されLDLコレステロールや中性脂肪が内膜に侵入する結果、動脈硬化が進行し血管が狭窄する負の連鎖に至ります。
  特に、腎症、網膜症等の合併症を併発されている方は、進行阻止のため血流環境を改善する必要があります。

• 体質的にLDLコレステロールや中性脂肪が高い方（家族性高脂質症など）

  年に数回の強制的な除去による「血液の大掃除」をお奨めします。