カテゴリ:臨床例, 糖尿病治療

【当院の糖尿病再生治療臨床例ハイライト③】 中~重度の糖尿病患者に対する幹細胞治療の効果

監修医

院長 麻沼卓弥 医師

日本内科学会認定内科医、日本糖尿病学会専門医。
2012年より東京女子医科大学病院糖尿病・代謝内科助教など歴任。
2022年1月、青山レナセルクリニック院長に就任。
幹細胞再生治療を通じ、国民病で万病の元である糖尿病の根治に取り組んでいる。

初回の幹細胞治療(2億セル)でHbA1cが10.5%→7.1%に大幅改善

1人目の患者様情報

名前:Y.N様
性別:男性
年齢:70代
身長:164cm
体重:72kg

来院の経緯/背景

N.Y様は、12年前に前立腺癌診断時に初めて血糖高値を指摘されました。

以降は内服薬で加療され、一時はHbA1c(注1) 6.0~7.0%程度で収まっていたものの、徐々に8%台まで上昇し高値圏で・推移していました。2023年初に新たに4種の内服薬を調整されましたが、仕事に追われる多忙な毎日を送り、飲酒の機会も多く、加齢とともに強い倦怠感に悩まされていました。

そうした折、2023年1月に青山レナセルクリニックが主催した再生医療セミナーを聴講し幹細胞治療による糖尿病再生医療に興味を持たれ、同年4月に当院を初診されました。


(注1)HbA1c:赤血球内のヘモグロビンと血糖とが結びついた「糖化ヘモグロビン」が、血液中にどの程度存在しているのかの割合を示す指標。過去1~2ヶ月の数値が反映される。


治療開始後からの経過

2023年4月18日の当クリニック初診時の検査ではHbA1cは10.5%でした。

その後、5月30日に幹細胞1.5億セル及び幹細胞培養上清20mlを静脈内注射、0.5億セルを顔に投与しました。

同年8月に他院で検査したところ、HbA1cが8.5%まで改善が認められたものの、倦怠感が継続していたことから2度目の幹細胞治療を希望。

同年12月22日に幹細胞2億セル及び培養上清20mlを静脈内注射しました。同日に実施した検査では。HbA1cは7.1%まで改善していました。

効果

この患者様は、以前から内服による加療をされていましたが、ストレスや加齢等の影響もあり、治療が行き詰っていたケースです。

青山レナセルクリニックの糖尿病再生医療には2022年当時から関心を抱いていましたが、日々の業務に追われて後手に回っていたところ、2023年のセミナーを契機に幹細胞治療を決意されました。
そして初回の1.5億セルの投与により。HbA1cが7.1%まで大幅改善し、期待どおりの成果が確認されています。

この患者様は現在70代ですが、この機会に幹細胞による糖尿病再生医療により血糖値を大幅に下げたことで、薬剤の減量など今後の治療が容易になります。

 
 

HbA1c 12.4%の重篤な糖尿病患者が初回の幹細胞治療効果で5.4%まで劇的幅改善、インスリンからの離脱に成功

2人目の患者様情報

名前:S.Y様
性別:男性
年齢:50代
身長:166cm
体重:57kg

来院の経緯/背景

Y.S様は、以前から血糖高値を指摘されていましたが、2016年時点では、食後2時間後の血糖値が180mg/dlと軽度でした。

ところが、2023年1月の検診でHbA1c 12.4 %まで悪化したため、緊急入院して加療を行いました退院後、インスリン4回法(注:2)が開始されましたが、インスリンに頼らず、自身の幹細胞の力で根治を目指す青山レナセルクリニックの糖尿病再生医療に興味を持たれ、2023年10月にモニターに応募されました。


(注2)インスリン4回法:インスリン強化療法の一つ。健常者のインスリン分泌に近い形を目指し、1日4回のインスリン注射を実施する。


治療開始後からの経過

2023年10月27日の初診時の検査では、HbA1c 6.8%(本人の申告は7.4%)でした。同日に脂肪採取を行い、同年12月8日に初回の幹細胞2億セル及び培養上清20mlを静脈内注射により投与しました。

約1ヵ月半後の2024年1月26日の検査では、HbA1cが5.4%と完全に正常値まで改善。 同日に幹細胞1億セル、同年3月7にも幹細胞1億セルを追加投与し、最終評価待ちとなっています。なお、1月時点の改善を受けて、同年3月現在、インスリンは3日に1回程度の投与に減薬されています。

効果

この患者様は、一時HbA1cが12%を超える危険領域に達し緊急入院の上で集中治療を行いました。退院後、インスリンの1日4回投与を続行した結果、HbA1c 7.0%前後まで改善したものの、ご本人としては多量のインスリンの投与を継続することに強い抵抗感があり、青山レナセルクリニックの糖尿病再生医療で根治を目指すことにしました。

初回の2億セルの投与後、早くもHbA1cが5.4%、グルコースも90、と完全に正常値まで大幅改善しており、2024年1月以降、インスリン投与量を漸減し、同年3月時点では3日に1回まで離脱が進んでいます。

インスリンをはじめとする薬剤療法に頼らず、自身の幹細胞の力で根治を目指すというY.S様の目標が達成されつつあります。

 
 

食生活や生活習慣を一切改めずに幹細胞治療の継続によりHbA1c 9.7%→7.5%まで改善

3人目の患者様情報

名前:S.Y様
性別:男性
年齢:50代
身長:166cm
体重:57kg

来院の経緯/背景

中国籍で19歳発見の若年発症2型糖尿病患者様で家族歴に母、父ともに糖尿病があります。 コロナ前から年に3-4回、来日し、東京女子医大で定期的な検査と処方を行っていましたたが、コロナ禍で来日できない間にHbA1cが9.0~10.0%前後まで増悪。

平素、本国では食事や運動などを一切意識せず奔放な生活を送っている方で、性分的に生活習慣の改善が困難であることから幹細胞の力による再生医療を希望され、日本在住の知人から糖尿病再生医療に定評のある青山レナセルクリニックを紹介されたそうです。

2023年4月の初診時は、内服薬としてスーグラ50mg、メトグルコ2000mg、マリゼブ25mg/週、グリメピリド0.5mgで加療されており、HbA1c9.7%でした。

他に脂質異常症に対してリピトール、パルモディアで加療されていました。

治療開始後からの経過

2023年4月10日に腹部から脂肪採取して自己脂肪由来幹細胞を培養し、2023年6月2日に初回の幹細胞2億セル及び培養上清20mlを静脈内注射により投与しました。

以降、2023年8月23日に1.5億セル(+顔面に0.5億セル)、2024年3月5日に2億セル、合計5.5億セルの幹細胞を静脈内注射し、今後も年3~4回のペースで幹細胞治療を継続予定です。なお、経過中に内服薬マリゼブがGLP1受容体作動薬に変更されました。

直近の検査は、2024年3月5日時点(※東京女子医大)で、HbA1c 7.5%まで改善しています。

効果

この患者様は、19才から糖尿病治療を開始、内服薬で加療されていますが、食生活のコントロールをはじめとする生活習慣の改善が不得手であるため、加齢と共に数値が増悪傾向にありました。

青山レナセルクリニックで幹細胞治療を開始し、2023年6月及び8月の2回の投与後、治療開始前(2023年4月)9.7%⇒2023年11月8.1%⇒2024年3月7.5%…と極めて順調に改善しており、当クリニックの糖尿病再生医療の効果が認められます。

この患者様は両親共に糖尿病で遺伝的要素も想定され、本来であれば生活習慣の改善を心掛けるべきところですが、一切自助努力をすることなく悪化を防ぎ改善を目指すためには、幹細胞治療の継続は不可欠と考えられます。

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2024年3月25日現在
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